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28.8.27 この4月に熊本地震が発生。直下型地震ということで、熊本市周辺の市町村の木造家屋の被害は想像以上です。 地球がゆっくりと。大きな呼吸をしていることを実感させられたと思ったら、8月24日にはイタリア中部で地震発生。 7年前に大地震が発生したラクイラ市からわずか50Kｍほどのところだそうです。山間部の小さな町は壊滅状況のようである。 今回の被災地アマトリーチェという町もそうだが、古い石造りの建物は、一溜まりもない。映像では、町はがれきの山と化し救助は困難を極めている。この石造りの古い町並みが、観光客を呼び、被災された人も多い。 このあたりは、アルプス山脈を押し上げたプレートがぶつかっているところだそうだ。 前日の8月23日にはNHKで関口知宏の「ヨーロッパ鉄道の旅　イタリア編」が放送され、関口がラクイアの街を訪れていた。地震後の町は未だ復興途上で、地元紙の記者の話では遅々として進まないということだった。 復興の大きな壁は時間なのかもしれない。人々の記憶も薄れていく一方だ。 ネパールでも数年前に大地震があり、ユネスコの世界遺産も被害を受けていた。